おじさん系フリーター女子の思いつかない日記

潰瘍性大腸炎になったメンヘラ女子が独り語り。

朝、一つ前の駅で降りて

一駅分散歩をする。

それはただ一駅歩くためだけにわざわざ早起きをしているのではなく、職場の最寄り駅に止まる電車の本数が少ないためである。

歩く方がむしろ早く着くのだ。

 

朝の太陽を浴びながら、サザンオールスターズの季節外れのちぐはぐを楽しんだり、back numberで切なくなったりしながら、一定のペースで姿勢を正して歩くのが好きだ。(back numberで切なくなるのは、特別な事情があって、それは前の職場の(たぶん)好きだった人の車で毎日のようにアルバムを聴いてたからである。)

 

なぜかとても清々しい。ちぐはぐなのに。切なくなるのに。

 

朝は元々苦手だった、半分眠りながら営業先の病院まで駅から歩いて行ってたのが懐かしい。

 

それだけで、仕事を変えて良かったと思う。

 

ただ、一つ、あの先輩のこと、たぶん、私は好きだったのかなあって思って、辞める以外になかったのかなあって何度も思い返すけど、やっぱり辞めるしかなかったと毎回結論づける。

 

コンビニに寄って、果物のジュースを買って、朝の散歩が終わると、私の今の職場である塾へたどり着く。

 

そこで、7コマ程授業をして、1コマは同期が授業終わるまで数学の関数の問題を解いて、朝の9時15分から夜23時近くまで職場にいる。

 

たまに、私の方が授業終わるのが遅いと、同期は待っててくれる。

だから、私も待つ。

 

帰る前、室長たちと他愛のない話をする。

 

同期と途中まで一緒に、電車に乗って帰る。

駅まで10分もかからず、歩いて行く。

 

寒いねと言って歩く。

同期は、1人だともっと寒いと言う。

ちょっときゅんとくること言ってくるじゃないか。

 

ほとんど私がしゃべってあっという間に駅に着く。

いつも私が一方的にしゃべってしまうことに、申し訳なく感じているが、1人だともっと寒いなんて言ってくれたら、安心してまた話しすぎる。いつもそう。

 

ああまあこうやって、嬉しい気持ちになっては、彼女が家で待ってるんだよなあってがっかりするの。何回目だろうか。

 

でも、誰とも、付かず離れず、好きなのかもわからず、ふわふわ心地よく浮かんでいるのが一番いいのかもしれない。

 

家に帰って、夢の中で、シャーロック扮するベネディクトカンバーバッチ(ベネ様)に会って、幸せな気持ちになるんだ。

 

すごいリアルな夢だった。

向こうはもちろん英語で話してくるけど、私のために平易な言葉を使ってゆっくり話してくれる。

あのくりくりなくせっ毛の髪の毛が顔に当たった感覚とか、手をがっしり握ってくれた感覚とか、彼の身体にしがみついた感覚とか、耳元に囁いてくれる感覚が本当にあったみたいに夢から覚めても残っている。

 

リアルすぎる夢を見る、現実と区別がつかないくらいの。

 

怖い夢も幸せな夢もある。

どんな夢でも、自分の潜在意識に恐ろしくなる。

ああこんなこと思ってるんだ、誰かを自分のものにしたり、または誰かを排除しようとする私の心の根底が、わかっているけど明らかにしたくない部分が、手に取るように分かるあの感覚

 

夢の世界に行ければ良いのに。本当ならいいのに。全部私の思い通りになれば良いのに。

 

でもたぶん、その先にあるものは、虚無なんだろうなあと思う。

 

たぶん、夢に見るくらいが、ちょうどいい。

誰かと一緒になるのも、手放すのも。

 

夢か現実かわからないくらいに、ふわふわと心地よく浮かんでいるのがいい、そしてたまに、陽に当たりながら、音楽のリズムで地面を蹴り出すのが、ちょうどいいのかもしれない。